何故にクエスチョンマークか。
タイトル長すぎて間違っている個所があってもわからないから(まてよ)……完全版にしときゃよかったのか………;

短期間ですが、地元の映画館で上映中とのことで、観て参りました。
通常版ですら3時間程度?だったのに、今回ときたら途中に休憩を挟んでも5時間近い………
いやあ…内容濃かった。凄かった。見応えあった……

一言で表すならば、「王の遺憾」(違)

見せ場だらけだった人には更なる武勇伝。見せ場のなかった人にはそれなりに(?)というべきでしょうか。

1、情けない王様
2、かなり美味しかった執政家
3、実は最強じゃなかったガン爺
4、最強兄妹エヲルの子ら

ええと、まずはアラゴルンの追加シーンから。

・命からがら逃げ延びた沿岸にて、海賊船に焼き払われる村を目の当たりにして泣き崩れる。

・サウロンを挑発しようとして逆に脅され、ショックでパランディア(水晶玉?)をおっことす。

・モルドール側にフロド達の死をほのめかされ逆ギレ、交渉人の首をすっぱり。

………どれも毅然として対応しなきゃならんシーンじゃないのか?王様よ。

執政家の追加は非常に美味しかった。

ファラミアの背後に去っていくボロミアの幻を見るデネソール父。

「息子よ…」と言って伸ばされる手がファラミアに対してではないのが何とも(泣)
ショーンの追加映像は笑顔全開でボロミアファン大興奮(マテ)まさしく親バカフィルター(?)な感じがしましたが。

しかし自分が一番萌えたのはコレ。
何を置いてもこの2人の追加シーンが!!!
ファラピピ!ファラピピ!!ファラピピィぃ!!!!!(やかましい)

デネ父の台詞も大分削られていたようで、改めて切ない親子だなぁと思わざるを得ないです。

そしてその執政デネソールをめったうちにした白のガン爺ちゃん。
実は魔王に杖を木っ端微塵にされていた………
エオルの連中の到着が遅かったらここで彼は終わっていたかもしれない………(滝汗)
その後のまるで出番を奪われた恨みを晴らすかのような暴れっぷり。非情ですな(苦笑)

セオデン王は姪ッ子の活躍に呆然(笑)
あんだけの敵を撃墜した挙げ句に騎乗していた飛竜の首を二撃で落とし、魔王に止めを刺した彼女はやはり只者ではない………(ガクガクブルブル)

戦の後にエオメルが駆け寄って泣き叫んでいましたが、彼はエオウィンがこんなに大活躍したとは知らんのでしょうなぁ…(ふっ)

個人的には、エオウィンとファラミアの邂逅シーンが曲も映像も綺麗で大好きなのだけれど。
あのエオウィンとあのファラミアなだけに、その後が大変ですな(爆)

無論、他にもいい場面は沢山ありましたが。

王の頭像が花の冠を被って照らされているシーンとか。
モルドールにまで鍋とフライパン持参なサムに完敗とか。(そんなんで和んでいた自分)

サルマンの追加シーンは壮絶だった…
全部削られておかんむりだった理由はわかったし、真髄を貫いてはいるだろうが、あんな朽ち方は嫌だ(ぉぃ)

そしてドワーフぎむりんは癒しの人として不動の地位が決定。
その相方(相方!?)のエルフれごらすは。

宴会で酒を振舞われた時に嫌そうな顔をしていたので、ひょっとして酒がダメなのかと思ったら。

呑み比べでぎむりんをのしてしまわれた。

どうやら実家が酒屋さんだったようで(違)
「これが庶民の酒なのか」というのが本音らしい……

以前「オークはエルフの死体を元に作られる」というのを知ってレゴラスでだけは止めて欲しいと感想を漏らした事がありますが、全編通してみて、また別の意味で
「奴だけぁ止めてくれ!!頼むから!!!!」
と心底思いました。

映画の帰りにはいつものごとく王様のぺら本を探してみましたが、思ったほど量がなかった為、萌えを求めて幻水本購入。(鋼はいわずもがな・撲殺)

これがすっげぇ面白かった。

同時に自分の設定の卑小さを思い知るハメになった。(笑)

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