公式HPの美しさに惹かれてうっかり購入してしまったニトロプラスキラルの新作ゲーム。
ちまちまとやっていたら結構時間がかかってしまった…
しかし好きなシーンは何度見てもいいなあ(馬鹿)

「Lamento -BEYOND THE VOID-』
http://www.nitrochiral.com/pc/software/lamento/index.php

というわけで、以下はゲームのネタバレを含んでいます。
間違った先入観と理解不能な解釈を植えつけられたくない方はご注意を。
また、BLゲームだからアレでソレでコレな話もげふんげふ(こそこそ)

えー…と。
全体的に伝承とストーリーで一冊の物語のような感じになっているみたいです。

ひたすら情報に翻弄されつつ、途中から猫四匹と悪魔四匹の壮絶なお笑いバトルに突入し、あれよあれよという間に転がっていってそのままの勢いでEDにつっこんでしまいました(おい)

選択肢は意外と分かりやすいのでさくさく進められた…筈。

因みに当方のはライ、アサト、バルドの順で攻略、合間合間に悪魔ED、××EDを挟んでみたり。

●コノエ
リビカ小型種である本作主人公。
とっつきにくいのかと思っていたけど、ツンデレの苦労人(猫?)だった。
故郷である火楼では縄張り争いでもそこそこ強かったようだが、一歩村の外に出れば「馬鹿猫」「子猫ちゃん」「チビ」呼ばわり。
どう見ても強さと無縁です。本当にありがとうございました。

次から次へとスキルが増え、比例するようにウィークポイントも暴露されまくり。
流されやすいけど土壇場で勝気。どちらかというと母猫気質な気もしないでもない(雌猫にあらず)
あれだけでかい子供みたいなのが相手になるんじゃあ心身共にかなり厳しいだろうなあ…

あの終わり方だと時折攻の顔もみせるんじゃないかとちらと思ってみたりする(何故)

●ライ
高慢で無愛想な眼帯ヤロウ。
他人にも自分にも厳しいが、アサトとはまた違った意味で不器用っぽい面も。
登場序盤から優等生&問題児っぷりを発揮してくれて度肝を抜かれた。
付き合うにはこっちも相当なイイ性格にならんとな……(苦笑)
闘牙と賛牙の繋がりが前面に押し出されていたせいか、イベントはかなり美味しかった気がする(爆)
彼のEDがメイン…というか前提ルートなのか?

とりあえず、コトの真っ最中にフリーズ(しかも連続)は止めてください。何かの呪いですかorz

●アサト
迷子の子供。
そんな表現がしっくりきてしまう超純粋培養のウルトラ田舎育ち。
公式での「不器用」「言葉少な」で想像出来た範囲を超えてるよ(汗)
彼を諭してるといたいけな子をかどわかしてるような気になってしまうんですがどうすれば…

奇妙な癖と行動パターンで周囲を翻弄し、かなり早い時期から歯の浮くような口説き文句を吐きまくり、しかも自覚がないという手の付けられない無邪気な子。
初期に抱いていた朴訥(?)な印象は祇沙の遥か彼方に飛んでいった……
一体どこのバカップルだ。すっかり公認だし(滝汗)

●バルド
見た目通りのいい加減でマイペースな宿屋のドラ猫。
血気盛んな子供達を掌で転がし悪魔をも閉口させる最強のボケ。
あーあ、来年寅年だったら年賀状に使えるのになー(何考えてんだアンタ)
その実羊の皮を被った嘘吐きと評される工口ジジイ。
ホントにしょーもないオヤジだな。まあ彼に限った事じゃないが。

年の功というべきか、いろんな面でものの使い方を心得ていらっしゃる。
彼の戦闘シーンで思わず幻水4&ラプソディア(未プレイ)を思い出した(爆)
アレって結構技術要るんだなあ……

若いの二匹とは違った構成になってて、キャラそれぞれのジョージ…もとい、事情が浮き彫りになっていたのが印象的なルート。
普段は飄々とした雰囲気の彼も、中身は子供のまま大人になった感が拭えないが;
駄菓子菓子!途中からはだらしないなりに前へ進もうとしてくれたよ!!流石は大人の男だよ!!
個人的には終盤のシーンがお気に入り。こういうストーリーやキャラの描き込まれ方は好きだ。

唯一CGの取り忘れがあって泣く泣くネタバレを見に行きました(とほほ)
つか彼だけ××××との邂逅シーンの絵が収納されてない気がするんですが…

●四悪魔
お笑いを極める為に地獄から舞い戻ってきた異質の芸人たち(多大な誤解あり)。
それぞれ強大な力を持つものの、それを除けば一般人と何ら変わらない。
意外にも年功序列はあまり関係ないらしい。発言権は何で決めてるんだ?
己の欲望に忠実に生き、興味のないものには執着がない為妄想にうってつ…げふんげふん
この執着心にもそれぞれ差異があるんだろうか?

猫×猫のみならず悪魔×猫や悪魔×悪魔のCPも結構あるらしいんだよな…

ラゼルは一応まとめ役なのか、穏やかであまり表立って出てこない印象がある。
実は真っ先に辿り着いたのは彼のEDだった(爆)

苦労人カルツvo.小次郎氏って大川さんだったらしいんだが……
某マスタングの声しか記憶にないのでそのギャップに仰天。
比較対象が間違ってるのは分かっているが、余りにも物静かで属性うk(強制終了)
公式のサンプルボイスを聴いた時に、誰かさんと雰囲気が似ているなとちらと思ってはいたがオチはそこなのか…

ヴェルグが一番人間臭いかもしれない。喋り方やら会話のいい加減さが妙に憎めない。
誰とコンビでも笑いがとれるし(だから芸人じゃないから)。

フラウドは胡散臭さバリバリだった。痛。
というかこの人の攻撃属性って一体なんだったんだ。属性なしの爪攻撃?

●その他(その他かよ)

トキノ
所謂幼馴染。よくも悪くも何か一波乱あると思ってたのでちと拍子抜け。
この子と一緒に居るのが一番平和だと思うよ(遠い目)

フィリ
体験版をプレイするまでは一匹狼だと思ってた。一途さに吃驚。

キル&ウル
あの子らの一族は皆あんな喋り方なのかと思ってたんだが(待て)

カガリ
専用のコーラスBGM付(笑)かなりキツイ経緯をお持ちで…;

シン
火楼のお隣さん。実はコノエに惚れてたんじゃないかと疑ってみる。

ケイジュ&ナキ
火楼でもろに被害を被った二匹。今更だが、つがいなんだろうか?

呪術師
水先案内人…もとい猫。つかあんた幾つよ?

マナ
どうもご迷惑おかけ致しました(汗)平和な世であれば腐女子の素養があるかも(撲殺)

歌うたい
途中で否定していた読みは意外な形で暴露されてしまった。
無邪気に自分を慕うコノエの姿に、さぞ複雑な思いだったことだろう…

リークス
切なかった。語気を荒げるシーンなんか見事だったなあ。
刺客を放つタイミングがいまいちよくわからない。泳がせてみたかっただけだろうか?

終盤からEDになだれ込むまでの曲の流れが好きだ。約一匹は構成が微妙に違うが。
3つの物語を終え総てを知った後、鮮やかに色づいた記憶がまた切なさを呼び起こす…
ED曲は来るべくして来たというか、もう中毒になりそうだ(笑)
ラテン語指導とあったから多分そうなんだろうが、さっぱり歌詞がわからん!
CDも「Lamento O.S.T. -The World Devoid Of Emotion- 」とかいうタイトルで24日に発売するらしいし絶対買うんだろうな…(苦笑)

●おまけ ショートストーリー「祭の夜」
ショートコントと読み間違えました(撲殺)

中身は少年、見た目はオヤジな宿の主人の悪戯心が生んだ世にも恐ろしい饗宴とでも申しましょうか…
今回コノエは危うく難を逃れたけれど、ありゃあ絶対弱いだろうなぁ…

問題のシーンでライの絵が欲しいと心底思った(待て)

とりあえずこのへんで。
どっかでラメントお題配布してないかな…自分じゃいまいちまとめられない(笑)

コメント

せきやん
せきやん
2006年11月19日14:48

あの〜・・・お願いがあるんですけど・・
「プチッ!」のワンクリック
お願いできませんでしょうか。
ベストテン陥落ですので
復活させていただけませんか。
スミマセン!

nophoto
りん
2006年11月20日21:36

どないな歌詞だったのか気になる〜。
ラメント、楽しみにしてますっ!!

nophoto
黒田K
2006年11月20日22:50

やっばい…プレイしてねえのに、更にバルドが好きです…(笑)
絵が綺麗なのよね…それ前提だからまたイイのようvv

鳴木
るどるふ
2006年11月21日18:44

>せきやんさん
ご来訪、ありがとうございます。
一応、見に行ってきました。
クリック後の事後報告は致しませんので、あしからず。

>りん姐ちゃん
一応OP映像はどっかでちらっとやってんの見たことあるんやけどなー…
ラテン語詳しい声楽家の君にとってはツッコミ所満載かもしれないけどおいらにゃさっぱりわからんな(爆)

>黒田Kにーにー
Kえええぇえぇえぇええぇえい!!(やめんか)
バルドは工口オヤジです。しゃっちょさんです。
Vo.舞幸運はハガレンでデルフィーノっていうゼノタイムで一番腕のいい金細工職人の役をやってたらしい。
………そんな奴いたっけ?(真顔<ひでぇ)
まあそれはともかく、ろくでもねーオヤジです、バルド。
一番丸く収まった話ではあるんだけどさー(苦笑)