前の日記からかなり間が空いてしまいました。
どうも。最近同名の方のブログを発見してしまい、改名したくてたまらないるどるふです。
こちらではアニメ・ゲームを中心に延々と妄想しておりますので、ご容赦ください(爆)

久々に友人達と趣味漁り…もとい、ショッピングしたので戦利品についてぽつぽつと語ろうと思ったのですが、もっと放置状態のものが。

プレイ中だったペルソナ3の続き…ようやっとクリアです。
で、早速FESに移行し、よりにもよって後日談から始めています。

………………

無印といいFESといい、出だし30分くらいで内容への適応が問われるなあ…………

というわけで、これより下は「ペルソナ3」8月からラストまで(一応警告表示あり)の感想です。
ネタバレを含みますので未プレイの方、確固たるキャラ像をお持ちの方は注意してください。
特に最後の方はFES導入部も含まれます。

………てか、ぽつぽつ出てくるFES情報見て己のずれっぷりに愕然(またかい)
早く自力クリアせねば……

祭りの誘いを華麗にスルー、台風でずぶぬれになって寝込んでも放置。
今日もうちの主人公は孤独を愛する漢です。

執行猶予が1年だからまだ大丈夫かな、と暢気に進めていたらとんでもない事実が明らかに。
つくづく教師に恵まれていない学園だと思っていたけど、あんたのせいか(おい)

近しい者の死を乗り越え、次々と仲間のペルソナが覚醒。
皆立ち直りが微妙に早いような(爆)
天田少年の「さよなら…母さん」に「碇シンジ―――――!!?」と叫んだエヴァ視聴者ここにあり。
主人公の名前“渚カヲル”にすべきだったか?と暫し悶絶したが、その天才カリスマ漢を超えた奴が。

その御仁、11月でやっと登場。
テレッテッテッテー!順平は餌付け度アーップ!(待て)

転校生その3、望月綾時。

どうやったらあれで「りょうじ」なんだよ!!
未だに「あやとき」なんですが。
あの世界観で名前が「月を望む」で「綾なす時」だなんて出来すぎだよ!!(訳分からん)

そして気付いたら寮の皆と仲良くなってた。
順平に至っては部屋にまで呼んじゃったりして正直びっくりだ。
おまいら何話しとるんじゃ。
なんとなく好きな女性の口説き方とかくっちゃべってはしゃいでそうだけど。
二人とも魔術師属性だよな。友情より彼女、でもやっぱり友情。
しかし順平の台詞「転校生の雰囲気が似てる」にはびびった。野生の勘か……?(汗)

そして衝撃のイベントが。

チドリ…………
嘘、そんなに柔らかく笑う子だったの!?
痛すぎる…………

んで、追い討ちをかけるように綾時とアイギスの因縁。

そうか、疑問だったアレやソレはそういう理由なのか………orz
つーか、もろトラウマになりそうな話を「もう一度確認しますか?」とか言ってくる仲間達。
…………俺か。総て俺が発端なのか。そうか…………(滂沱)

「望月綾時」って、主人公のコンプレックス…というか、出来ない事を形にしたような奴だと思った。
長身、朗らかで人当たりがよく、SEESの仲間達ともすぐに打ち解ける。
絶望感を内に留める事無くすぐに口に出すけど、立場の割になんだかとっても愛されてる気が。
なんつーか…すっごい敗北感(爆)

説得できないと知ったら忘れようったって忘れられん自己主張の強いタナトスに化けてみたり。
覚醒時に「もう一つの人格」であるペルソナ・オルフェウスを蹂躙してまで登場したもんな。
全く困った奴だ。

とりあえず、アナザーEDに逸れる。
盛り上がる二人をよそに延々とカタログ(?)を読みふける主人公がらしくて笑った。

本編に戻ってからは延々と隠しボス対策に時間をかけ、余計なところにも時間をかけ、飽きた所で満月の夜、約束の時間、約束の場所へ。

ストレガの経緯については何となく想像通りだった。

仕掛け人が特別課外活動部を何の躊躇いもなく生贄に捧げたのも、元からペルソナ使いを道具としてしか見ていなかったと思えば、ある意味では納得だな。
転入して間もない頃「これじゃモルモットみたい」とゆかりに言われていたけれど、彼にとってみれば主人公はモルモットそのものなのでしょう。
気付いて改めて愕然。

アルカナシフトはひたすらかっこよかった。
けれど、圧倒的な力の前に押し潰されるしかない仲間達。
そして――――――――――――

10年前の件も、この契約も、総てはこの場所に。
そもそもファルロスとベルベットルームが繋がっていた理由って何処にあるんだろ(おいっ!?)

ラスボス後、アイギスが号泣してたのが意外。
ムービー見た時ゆかりっちと見間違えたもんな(そんなんばっかや)

さて。
これより下はペルソナ3クリア、更にFES後日談(アイギス編)のプロローグをちらとやった上での私見です。

ここまで未プレイの場合はネタバレを含みますのでご注意ください。
また、FESや公式等の情報を網羅済みの方は、脈絡のないズレた妄想を生暖かく見逃して頂ければ幸いです(おい)

年末の決断を最後に、彼の人生は大きく変わるわけですが。
いずれも1ヶ月間の空白があり、同じような始まり方になってました。

アナザーだとSEESで記憶が残っていそうなのはアイギスのみのような気がする。
他のメンバーは思い出すことなく、同じ日常を繰り返していく…(ってアレ?世界存続してない?)
トゥルーだと、日常の矛盾から徐々に記憶を取り戻し、“彼らにとっての約束の日”全員が思い出す。
何も言わないけど主人公君はずっと覚えていそうだな………

この結末、記憶の消え方が違うのは何故だろう。

12月31日の時点では綾時はまだニュクス化していなかったので、「デス」として彼の力が及ぶ範囲が「影時間は消えないけれど記憶を消すことができる」ということだろうか。
この時点でアイギスは「皆と一緒に人として生きる希望」を失っていて、メモリ削除を免れたのか、或いは単に綾時の範囲外だっただけなのか…

ニュクス出現まで来ると、影時間そのものが消滅、ゆかりっちの言ったように、(その頃には自分の生き方を考え始めたアイギスも含めて)通常時間にそぐわない総ての記憶が完全に削除されるんだろうか。
主人公だけはニュクス本体と直接接触した事で………ああそうか、ここで普通の人間の軸から完全にずれてしまったのかな………(遠い目)

アナザーとトゥルーの違いはこのへんじゃなかろうか。
でもそれだと、卒業式に全員の記憶が戻った事に説明がつかない。

で、思ったのが。

ラストバトル、主人公の力を最大にまで満たしたモノの正体は“皆との絆”、これまでの記憶のカケラだったんじゃないだろうか。

だから、共に戦った仲間が総てを思い出した時に自分の寿命が尽きる事を、何となく感じていたんじゃないだろうかという事………

皆と出会い、共に戦い、未来を掴もうと抗った、その記憶。
皆の中で、自分が確かに“生きた証”。
それら総てを忘れたままで居て欲しくなかったんじゃないか、と。

それが自分の命と引き換えになったとしても。

…………そんな事を思いながら、1ヶ月の間に次第に弱っていく彼を想像したらなんか泣けてきた。
只独り、仲間の記憶を抱えたまま、誰も居ない街や寮を彷徨う主人公。
自分が確実に弱っている自覚はあったかどうか、正直定かではないが。

結局その苦しみを誰にも気付かれなかったのは、彼が彼たる所以だろうか………

最後に微笑を浮かべたまま眠りについた彼の心情は知る由もないけれど。
今はただ、おやすみなさい。

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> ………。

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