アニキと俺と俺たちの道程。
2008年1月30日 アニメ感想どうも。データ全消滅にめげることなく思い出せる限り復帰致しました(えー)
いいんだ!自分の為に残しておきたかったものだし!!(開き直った)
1部終盤から2部にかけて合体兄弟がどんだけ強い絆で結ばれてたかって嫌って程やってくれるんだもの。かかずにはおれないよいやホントにもう<何ですか
ところで5話から6話までって結構時期空いてたと思っていいのかな…
ではでは感想いきます。
第7話「それはお前がやるんだよ!」
物語の新たな分岐点。
ヴィラルさん再戦…の前に、
「服を着ろおぉおおぉおお!!」
あー………うん。戦士の嗜みだよね(?)
女性軍の「きゃーっ!」とカミシモの「あ?」にずっこけ。
おまいら全裸は慣れっこか?
そしてブータ、一週間お疲れ様!(涙)
久々の登場と気遣いの後、親切ついでに色々と敵側事情を教えてもらったけどあまり覚えてない。
ごめんよ。
遠慮なくボッコボコにしてたら後ろからもっと偉い人が登場。
喋る戦艦、ダイガンザン。
さっさと戻る部隊長。もろに三下っぽくてなんだかな(遠い目)
相変わらずアニキの啖呵の切り方はかっこいいな。
だがてんで歯が立たないので強攻策に出るお二人さん。
いやこれ死ぬって、普通死ぬって!
直撃喰らって爆風で敵戦艦に飛び移るとかアリか?アリなんだな!?
一方で助けに入った味方ガンメンに瞳を潤ませるヨーコさん。
「お願い!カミナを…カミナを助けて!!」
よっしゃ!これでオチなかったらオトコじゃねえぜ!!
しかしそんな感動的な援軍登場にすらも
「……………だれおまえ」
「キタン様だあぁああ!!もーぅ忘れたんかいゴルアアァアァア!!」
とまあ、アニキと一緒になって首を傾げるラガンと、ブチ切れるキタンの素晴らしい滑舌に吹いた。
とはいえ形勢逆転には至らず。
誰の忠告にも怒鳴り返し、頑として耳を貸さないアニキに必死に訴えかけるシモン。
その言葉にようやく我に返り、それでも、引けないと告げるカミナ。
いいなあ、この二人の関係。
シモンはアニキだからこそ「何とかしてみる」「任せて」って言えるんだろうな。
それにしても今回はシモン大活躍。よくやった!
同時にシモンがカミナの影に隠れているってのがよく分かった。
ヴィラルに至っては完全にカミナの策だと思っていたようだし。
あの下に村があったらどうするんだと思いましたが、余計な心配かな…
穴掘り師じゃなかったら崖っぷちに立ってる自分達の足元も砕けそうですよ
律儀に捨て台詞をメドレーしながら落下してゆくヴィラルさんに対し、動じることなく弟分に勝負を預けるカミナの姿は股間にブータとはまるで別人でした。(そのネタどこまで引っ張るつもりだ)
グレンラガン勝利の凱旋、そして新たな仲間。
この光景好きだなあ。
大グレン団メンバー、皆が集まって笑い合う光景。
これが………(泣きそう)
ところで「合体はラガンの制御で成り立っている」って…
つまりあれか、シモンはこれまでアニキの暴走を止める気がなかった、と?(汗)
リットナー組の参戦で女子供はジーハ村で面倒見る事になったらしいが、「あの村長がよく…」ってシモンあんた何気に酷いね(苦笑)
明日の作戦会議も終了し、カミヨコはちょっといい雰囲気に。
6話でシモンはアダイ村から出てきた子供たちに世界を見せてあげたい、と言っていたけれど、カミナにしてみればその中にはシモンも含まれている。
子供たちが安心してお日様拝めるようになるまで、敵の武器を奪って、奪って…
今まで見せなかったシリアスな本音に不安が募る。
あー…遂にこの時が来てしまうのか……
そういえば今回のAパートアイキャッチ、カミナの背を見つめるシモンなんだよなー……嗚呼……
第8話「あばよ、ダチ公」
“ いいかシモン、忘れんな。
お前を信じろ。
俺の信じるお前でもない、お前の信じる俺でもない。
お前の信じる……お前を信じろ。“
第一部ラスト、心の準備は済んだかね?(誰)
前話の終わり方やらタイトルやら見て、何が起こるか想像はついた。
ついてはいたけど、あまりの壮絶さに泣いた……
決戦前夜にシモンを、そしてカミナを気遣うヨーコさん。
仲間としての心遣いなんだろうけど、シモンにしてみればものすごく微妙な立場なんだよね…
アニキはアニキで鈍いからこっちから攻めていかないと駄目だし。
二人のキスシーンで完全に動揺するシモン。
声をかけようとして近づいたカミナに二人揃って仰天しているあたりがまだ「らしい」んだけれど、不安。
というより不穏。
バックアップ担当はリーロンとロシウ。
悪戯に入ろうとしたギミーをどうするのかなーと思っていたら、
「 食 べ ち ゃ う わ よ お ぉ ぉ ぉ ん ? ( ペ カ ー ) 」
あ れ は 怖 い 。
“死にたくないならコミュニケーション取りなさい”というわけで、全機通信可能となったガンメンでは堂々と惚気が繰り広げられる。
集中出来ないシモンと、それを見守るアダイ出の子供たち。
不安を煽りつつBパート。
ところでこの作戦……アニキが考えたのか?
細けぇ部分は頭脳担当がセッティングしてるんだろうか?
ヴィラルに「貴様…図ったな!」と言われて「ああ計ったよ!」と返すカミナが面白い。
コイツは本当に言葉を知らないようで切り返し方は知っている。
てか、やっぱり戦艦の頭上からドリルぶっ刺さったらびびるよな。
フツーは誰だってビビるんだよな、うん。
なんでお前は平気なんだ、カミナ。
作戦成功と思いきや乗っ取りに手間取るシモンに、すっ飛んでくる男。
あんな戦場のど真ん中でコクピットから吹き飛ばされて、ただでさえ死亡フラグ立ちまくりなのにハラハラするんだがそんな事ァ奴には関係ねえ!
拳叩き込んで「目ぇ、覚めたか?」「お前の傍には俺が居る。だから安心しろ」
いや〜…ホントこの男はわかってるな。
しかしグレンに戻った直後に集中攻撃で機能途絶、シモン大暴走。
延々と混乱した通信が入ってくる中、カミナ生存確認。
「おちおち寝てもいらんねぇか…」ってちょ、あんたこの状況でなんという…
通信機叩き付けて次の言葉が「シモン、お前自分を誰だと思ってやがる」
ア ニ キ ! ! (絶叫)
頑張りすぎだよアニキ。
シモンを鼓舞し、戦場に舞い戻り、最期の力を振り絞る。
ああああああああああああああ………………orz
状況を理解出来ないシモンが発した「アニキ………?」が最期に聞いた言葉になるんだろうか。
その日、俺たちは、かけがえのないものを 失った。
ただただ降りしきる雨の音が重すぎる。
予告に至るまで雨音BGM……
これはキツイ。
キツイよ………
第9話「ヒトっていったい何ですか?」
さて、今までとはうってかわったファンシーな題字に吹きつつも、アニキ不在のまま第二部が開始されます。
えー、まずは敵陣から。
なんか…ノリが一昔前の戦隊モノみたいなんですが…
流麗のアディーネ様、「チミルフは性別を超えた良き友でした」になぜだか違和感。
性別じゃなくて種族じゃないの…?(うぉい)
所変わってダイガンザン、もといダイグレン。
大切だった人を自分のせいで喪ったシモンの荒れっぷりは凄かった。
周囲の腫れ物に触るような態度もリアルっぽくて…(地雷踏んでた奴もいたけど)
さすがガイナックス。鬱展開の描写は天下一品だなorz
カミナ亡き後リーダーと化したキタン。
妙にシモンを気にかけるようになったロシウ。
カミナが不在になってからそれぞれの自己主張が出てきているあたり、無理無茶無謀の陰に隠れていたのはシモンだけじゃなかったのかもしれないな(遠い目)
ラガンの制御が利かなくなり放り出された先で、ゴミ山(そう見えた)の中に放り込まれるひとつの箱。
箱から出てきた美少女にぼんやりと「ごきげんよう」と声をかけられ「ご、ごきげん??」となったシモン可愛い。
久々にいつもの彼らしさが覗いた瞬間かな。
ダイグレンの面子はカミナを知っている連中ばかりだからいたたまれないだろう。
彼女は獣人しか知らないらしく、ほっぺたにぺたぺたと触って「貴方は私と同じ、肌も柔らかい」と言う。
獣人って肌硬いのか…人肌に近そうに見えるヴィラルさんやアディーネ様も見た目ほど柔らかい訳じゃないのか?と本筋と関係ない方向に疑問を持つ俺。
一週間垂れ込めていた雨雲の隙間から光が差し込んでいくのが、ベタだけど好き。
和やかムードも一転、敵襲だというのにラガン完全停止。
誰かが死ぬのは嫌だから逃げろと言うシモンの手をそっと握り、「死んではいけません」「嘘もだめです」
しっかりしてるなあ。只のほえほえした女の子じゃないのかー
もう誰も死なせたくない、そんな必死さはヨーコも一緒かな…
地味にキタンの必殺技が炸裂していたみたいだけど覚えてない(ひでえ)
暴走の末に女連れで帰って来たシモンに非難轟々のメンバーだけど、この娘只者じゃなかったという事で次回に続く。
第10話「アニキっていったい誰ですか?」
襲来した流麗のアディーネ様はこんな場所に居る筈のない第一皇女・ニアの姿にいったん撤退。
父である螺旋王によれば、彼女の事は「捨てた」のだという。
ヴィラルはかなりの重症を負った様子。
CM見ていた時も気になった、包帯から覗くシリアスな表情はしかし、アディーネ様による
S M シ ョ ー
によって見事台無しとなりました。
怪我人相手だというのに…彼女の八つ当たりは素晴らしい。
実に立派な尻尾をお持ちで。サソリが元になった獣人なんですねぇ…
ダイグレン内では、螺旋王の娘である事が発覚し、尋問という名のお食事会に逆質問で攻めるニア姫(天然)。
完全に手玉にとられ、結局シモンにお鉢が回り、促される形でカミナの話をする事に。
ヨーコさんも交えて…
それは以前、皆で地上に出ようとして生き埋めになりかけたときの話。
「アニキはただ笑って励ましてくれた」って言ったけど。
その会話の間に延々と流れる過去の影絵風景。
どうみても暴君です。
本当にありがとうございました。
あの場でアニキを知らなくて、尚且つ真実を突いてくる存在ってニアちゃんが適任なんだろうねぇ…
確かにシモンは自力で彼女を助けようとした。
けれどもそれがそのまま「居ない人に頼ることは出来ない」という現実を受け入れるまでには至らない。
彼女自身も“螺旋王の娘”としてあまりいい立場ではないのに、それでもしっかり立っていられるのは元々の芯の強さだろうか。
そんな中、セイレーン再来。
敵前逃亡の汚名を着せられたアディーネは容赦なく事実を喋りまくり。
ニアが父親に捨てられた事、近しい者が殺された事、自分にとって螺旋王の命令は絶対である事……
けれども彼女も臆しない。
「貴女は間違っています!」
一週間お通夜状態だった大グレン団に対してニアの立ち位置はどうなるのか、と思ったら、超直球(苦笑)
話の内容の不穏さにいち早く気付き行動したのはシモン。
こういう時のカンやタイミングは彼の方が鋭いのか、単にキタンが単純なのか(ひでえ)
「ニアーーーーーーーーーッ!!」の部分だけ見ると「野郎ども、俺に続けー!」に見えなくもない。
が、ガンメンにひとつ、またひとつと抜かされて遂に転倒。
男どもの熱い雄叫びでお姫様奪還。
引き下がらない上司を止めに来たのはMっ子家政夫君(え?)でした。
ヴィラル置いて行かれたんだ…ちゃんと引き際知ってるんだ…
なんかすごく気の毒。
そして捨て台詞を吐いたグレンに搭乗しているのはカミナじゃないんだなあ……
セイルーン撃退に盛り上がる面々の後ろで足を引きずるシモンと、それに重ねるように上司の癇癪を身に受ける事となったヴィラルさんの姿ににやつきが止まりません(待て)
部屋の扉の前で話しかけるニアちゃん。
敵である自分が“助かって良かった”と言ってもらえたこと。
その中で、一番に助けに来てくれたのはシモンだったこと。
でも自分の手で彼女を助けられなかったシモンとしては、やっぱり悔しいだろうなあ。
第11話「シモン、手をどけて」
“人の心に開いた、深くて暗くて恐ろしい穴。
それが、新しいトンネルになる“
この予告の魅せ方面白いな。
影絵と重なるようにニアが動き、対するシモンは全く動かない。
一緒に観ていた母上に「藤城清治さんの絵みたいじゃない?」と言ったら「違う!」とあっさり一蹴されてしまった。
今回の話は家族同伴でも大丈夫…かな…
受け入れられたニアとは対照的に、すっかり引き篭もりになってしまったシモン。
ラガンも操縦者不在の為、ゴミ置き場に転がされる羽目に。
そういや、5,5話(?)の「俺のグレンはピッカピカ!」で「ガンメンの汚れは乗り手の心の汚れ」みたいな事を冗談めかして言われていたけど、今のシモンの心情にあまりにも当てはまりすぎてるな…
「穴掘りしか取り柄がない自分に構ってくれたのはアニキだけだった」というシモンに寄り添い、その腕前を褒める彼女の姿は本当に救いだ。
「そんなことない」なんて言葉は今のシモンに届かないと分かっているのか、見たものを素直に凄いと口に出来るだけなのか…いずれにしても凄いな、ニアは。
今回のお相手はあるまじろんのグァーム様。
螺旋王とは付き合いが長いようですが一体どんだけ長生きされてるんですか…
年の功と言うべきか、人心掌握の術も駒も心得ていらっしゃる。
棒読みガールズに目が眩むキタン。
渋る皆に向かって「カミナなら行くだろうよ!!」
本当にお前は地雷を踏むのが得意な男だな。
そしてあっっっさりと敵の策(?)に堕ちる。
グァーム、まるきり悪代官。
平手かましたニアの方が痛そうだった。
「シモンは、シモンでいいと思います」
敵に引き渡される時、笑ってそう言った彼女。
土の中に閉じ込められた時、彼は何を思っただろう。
皆が諦めていく中、黙々と、只黙々と掘り続けるシモン。
その姿に重ねるようにヨーコが語る、カミナ自身も不安だった、て話が明かされるのがまたニクイ。
つーかどうしてアニキ死んでから過去の話こんなに引っ張るんだよ!!
メンバーといいシモンといいヨーコといい、本当にどこまでもアニキネタ持ってきやがって!
皆アニキスキーで始まってるから辛かったよチキショー!!
峠コンビは、お互いの存在があってはじめて思考が正常に働くってのがこれでもかってくらいよく分かったよ!
ほんとにご馳走様。
気丈に振舞っていたニアがシモンと再会した途端に涙目になるのが可愛い。
やっぱり不安だったんだなー…
ラガンは空へ、グァームは地下の星へ(笑)
喰われかかってたグレン=ロシウなんか、シモンの声を聞いた途端に自力で敵ガンメンぶっ飛ばしたよ。
本当に分かりやすいな、お前(苦笑)
復活の穴掘りシモン、初めての口上。
でもよくよく考えると、8話終盤で既にカミナの口上引き継いでるんだよね。
そっか……やっぱりあの回は通過儀礼だったんだ………ッッ←古傷
ニアが連れて行って欲しいと言った、出会いの場。
あれが全部棺だった事に今更気付いて戦慄した。
螺旋王が“娘”ばっかほいほい産ませてる雰囲気があまりなかったので、飽きて捨てたお嬢さん達かと思ったんだが、いずれにしてもエグイ。
後で知ったんだが、この場所は「姥捨て山」ならぬ「姫捨て谷」という名らしい。
要らなくなったモノを廃棄する為の場所。
なんつーか……なあ……
ともあれ、ようやく無事に認められたシモンとニア。良かった……(涙)
第12話「ヨーコさん、お願いがあります」
諸君!待たせたな!
6話以来のスーパータイムだ!!
THE★MI・ZU・GI!男のロマン再び!!(煩いよ)
水上仕様メンテナンスの為一時休憩。
カミナが居なくなったと思ったらこいつら全員飢えた狼だった。
ぽかんとしてないで止めてくれよリーダー(苦笑)
対抗意識を燃やすヨーコを難なくかわし、「淑女の嗜みです♪」と余裕で男どもを攫っていくニアが黒く見えたのは俺だけだろうか。
只のオール付きカヌーにしか見えないシンプル装備のダイグレンに、またしてもセイレーン襲来。
今度は逃げ場なし、もろに敵のホームグラウンドらしくピンチ。
水圧に押し上げられる双子に吹いた。こういうシーンなんかの作品になかったっけ?ナディアか?
防水加工の済んでいない味方ガンメンは水中戦闘不能。
駄菓子菓子!!グレンラガンに常識などというものは通用せんのだよ!!
シモンさんのドリルにかかれば水だって掘っちゃうぜ!!
そ れ は 反 則 な ん て 言 っ ち ゃ い け ね ぇ
一時はニアを人質に取られるも、これまた常識外れな連中によって難なくクリア(えー)。
そして、アディーネ様散る。
なんだよ本当に仇討ちだったのか!?
こういう脇設定でも話作れそうなのが凄いよ…
戦闘後、屈託のないニアに苦笑するヨーコ。
いいなあ…………
カミシモじゃないが、本当の姉妹みたいで可愛いな。
第13話「みなさん、た〜んと召し上がれ」
タイトルだけ見てギャグだと思っていたら大間違い。
これまでの疲労が蓄積し、寝込むロシウ。
心配するヨーコさんにリーロンの「あんたもね」が結構重かった。
なんだかんだ言いつつも、彼女もカミナの死後頑張りすぎてた感があった、って事だからなぁ…
ロシウの代わりに「彼」の席に座る時の躊躇いとか、もう。
どさくさにまぎれて、何気にブータがいいポジション確保してたけど。
クジャク男…もとい、四天王シトマンドラ。
どうやらヴィラルはこの見るからにナルシーな男に頼み込んで、敵討ちにやってきたらしい。
こやつの直属の上司って誰だった事になるんだ?アディーネ様か?
ここまでしてやってくる彼の執念も凄いな。
シモンはすっかり戦い方を覚えてしまったようで。
曲芸師状態で敵を撃墜、能力増幅。
ヨーコさんは爆撃でグレンコクピットから転落。
つーかわざわざガンメンに乗ったのにどうして顔を出すのと突っ込んじゃ駄目ですか(駄目です)
「貴様!カミナはどうした!」
「アニキは……、 アニキなら、 死んだよ」
これだけの言葉を告げるシモンの、溜めの重さが辛い。
仇と信じていた相手の死を知らされてしまったヴィラルの、それでも名を問う潔さも。
ヴィラル VS シモン
本当に一人でグレンラガン操縦出来ちゃうんだな…
ヨーコじゃないけど、やっぱり切ないというか、複雑というか。
てかヴィラルさん、自軍にもろ損害出てますよ。
本当にグレンラガンと勝負できればそれでいいんですか?(大汗)
一方、空中の敵を相手に応戦出来ない面々。
その時ダイグレンがとった行動とは!?
敵 艦 に 全 力 で 空 中 蹴 り
ええええええええええええええええ!!?
無謀な体当たりは派手に命中、ついでに敵艦の飛び球までもぎ取る。
獲 っ た ど ――――――!!(黄金生活。)
戦闘終了後はみんなのお楽しみ、ニアちゃんの手料理ですよ!
……が、敵に勝利した筈の男どもはここで 全 滅
彼女の手料理をたらふく喰ってたシモン(とブータ)は、更にリーダーとして漢を上げた気がする(えー…)
皆さん。
ここに最凶カップルが誕生いたしました。
つかオチは予想出来たけどまさかロシウも食ってたとは……
アダイ村の粗食に慣れた彼ですら耐えられない料理ってどんなんよ?(失礼な)
いや寧ろ問題はシモンか。
ジーハ村でブタモグラのステーキという豪華メニューを食していたにも拘らず、味方全員を戦闘不能にした手料理を笑顔で食いきった主人公。
お前、もしかして「何でもウマイ」か「味オンチ」タイプか。そうなのか。
なんだか勿体ない気がするが…
そして、集団で行動すべき場にありながら個人の誇りを貫き通してしまったヴィラルは只では済まなかった。
激昂するシトマンドラに王の前へと引き出された彼の言葉は
「 ヒ ト っ て い っ た い な ん で す か ? 」
かつてニアも似たような事を訊いたけれど、彼女は人間そのものを全く知らなかった。
ヴィラルは人間を認識しているにもかかわらず、予想を超えた彼らの力に疑問を持ってしまった。
獣人を不完全な形に作り上げた王。
人間とは何か、その答えを知りたいかと問われ、頷くヴィラル。
や ば い
やばいよヴィラル!!そこでそんな返事したら何をされるk(ry
不安がよぎる……
第14話「皆さん、ごきげんよう」
いきなり最終回パターン(違)
アニキの墓標に挨拶を済ませ、気付いたらテッペリン攻略六日目。
神は七日目に人間を創り出した、ってのは聖書の一節だったっけ。
戦いもいよいよ大詰め。
例え視聴者が知らなかったとしても大詰めですよ!(爆)
大グレン団は数の多さに苦戦するも、援軍到着で四天王の同時撃破…と思いきや、想像以上に硬かったグァーム艦。
テッペリンとくっついてなにやってるのかと思えば回転して竜巻発生。
ハリケーンの恐ろしさを知らない人達が次々に突っ込んでいく。
もはや通信すら分断された彼らを止める手立ては……
「止まってくださーーーーーーーい」
なにその暢気な声。
しかも聞こえるのか。止まるのか。礼までするのか。
流石淑女の嗜み(ちょっと違う…)
えーと、ツッコミたい所は山ほどあるけど、貴女いつのまに料理長就任したの?勿論リーダー専属だよね?
とりあえずシモンを信じろ、必ずなんとかしてくれるといった趣旨で。
そのグレンラガンはといえば。
これは想像ついた。
地中は穴掘りシモンの独壇場だもんな。
けどな。
ド リ ル の 先 っ ち ょ が 入 っ た 言 う な よ (爆)
竜巻が止まり、皆がワーワー騒いでいるところでビデオテープが切れました(呆然)
あと…あと5分…(涙)
第15話「私は明日へ向かいます」
前話の録画失敗にも負けない!!(おい)
思いっきり崩壊してるラピュタ……げふんげふん、テッペリン。
ラガンにはお姫様も搭乗し、いざゆかんお父様の許へ!
頂上に着くや否や、でこピンではじき返される様はまるで孫悟空とお釈迦様。
でけー!!規模が違う!!
喩えが聖書の神様だったりお釈迦様だったりと、どうも螺旋王側は見下ろす存在としての表現が多いなあ。
そこでダイグレンごと
特 攻
レイテ姐さんとリーロンのコンビ好きだな。
往年の女友達(?)みたいで。
そしてダイグレン、放棄。
あの脱出の仕方はどうかと思うけど、しかし。
カミナが命を賭け、シモンが仲間と共に守ってきた艦。
ここで散ってしまうのか…なんだか切ない。
玉座の間に到達したグレンラガンはようやく螺旋王ロージェノムとご対面。
悩ましげな声とともに侍らせてたお姉ちゃん達がドリル型に。
えええ、その人たちも取り込んじゃうの!?
と、その前にヴィラル登場。2部ラストは哀れな奴で終わってしまった…
武士の魂を見せた彼の活躍は結局お預け。
螺旋王の圧倒的な強さの前に挫けそうになるロシウに、アニキと同じ事を言うシモン。
やっぱり過去の自分が重なるんだろうか。
どんなに不利でも、絶望的でも、信じる事をやめないニア。
結局最後は螺旋力によりシモンの辛勝。
ロージェノムは不気味な予言を残したまま塔の下へ投身。
………あれ、どんだけ高さあるの……?(ガクガクブルブル)
ともあれ、皆の下へ帰還する三人(と、一匹?)。
頑張った男はボロクソになってもカッコいい。
謎を大量に残しつつも、遂にテッペリン陥落。
………って、あれ?次回17話?
総集片すっとばし?
いいんだ!自分の為に残しておきたかったものだし!!(開き直った)
1部終盤から2部にかけて合体兄弟がどんだけ強い絆で結ばれてたかって嫌って程やってくれるんだもの。かかずにはおれないよいやホントにもう<何ですか
ところで5話から6話までって結構時期空いてたと思っていいのかな…
ではでは感想いきます。
第7話「それはお前がやるんだよ!」
物語の新たな分岐点。
ヴィラルさん再戦…の前に、
「服を着ろおぉおおぉおお!!」
あー………うん。戦士の嗜みだよね(?)
女性軍の「きゃーっ!」とカミシモの「あ?」にずっこけ。
おまいら全裸は慣れっこか?
そしてブータ、一週間お疲れ様!(涙)
久々の登場と気遣いの後、親切ついでに色々と敵側事情を教えてもらったけどあまり覚えてない。
ごめんよ。
遠慮なくボッコボコにしてたら後ろからもっと偉い人が登場。
喋る戦艦、ダイガンザン。
さっさと戻る部隊長。もろに三下っぽくてなんだかな(遠い目)
相変わらずアニキの啖呵の切り方はかっこいいな。
だがてんで歯が立たないので強攻策に出るお二人さん。
いやこれ死ぬって、普通死ぬって!
直撃喰らって爆風で敵戦艦に飛び移るとかアリか?アリなんだな!?
一方で助けに入った味方ガンメンに瞳を潤ませるヨーコさん。
「お願い!カミナを…カミナを助けて!!」
よっしゃ!これでオチなかったらオトコじゃねえぜ!!
しかしそんな感動的な援軍登場にすらも
「……………だれおまえ」
「キタン様だあぁああ!!もーぅ忘れたんかいゴルアアァアァア!!」
とまあ、アニキと一緒になって首を傾げるラガンと、ブチ切れるキタンの素晴らしい滑舌に吹いた。
とはいえ形勢逆転には至らず。
誰の忠告にも怒鳴り返し、頑として耳を貸さないアニキに必死に訴えかけるシモン。
その言葉にようやく我に返り、それでも、引けないと告げるカミナ。
いいなあ、この二人の関係。
シモンはアニキだからこそ「何とかしてみる」「任せて」って言えるんだろうな。
それにしても今回はシモン大活躍。よくやった!
同時にシモンがカミナの影に隠れているってのがよく分かった。
ヴィラルに至っては完全にカミナの策だと思っていたようだし。
あの下に村があったらどうするんだと思いましたが、余計な心配かな…
穴掘り師じゃなかったら崖っぷちに立ってる自分達の足元も砕けそうですよ
律儀に捨て台詞をメドレーしながら落下してゆくヴィラルさんに対し、動じることなく弟分に勝負を預けるカミナの姿は股間にブータとはまるで別人でした。(そのネタどこまで引っ張るつもりだ)
グレンラガン勝利の凱旋、そして新たな仲間。
この光景好きだなあ。
大グレン団メンバー、皆が集まって笑い合う光景。
これが………(泣きそう)
ところで「合体はラガンの制御で成り立っている」って…
つまりあれか、シモンはこれまでアニキの暴走を止める気がなかった、と?(汗)
リットナー組の参戦で女子供はジーハ村で面倒見る事になったらしいが、「あの村長がよく…」ってシモンあんた何気に酷いね(苦笑)
明日の作戦会議も終了し、カミヨコはちょっといい雰囲気に。
6話でシモンはアダイ村から出てきた子供たちに世界を見せてあげたい、と言っていたけれど、カミナにしてみればその中にはシモンも含まれている。
子供たちが安心してお日様拝めるようになるまで、敵の武器を奪って、奪って…
今まで見せなかったシリアスな本音に不安が募る。
あー…遂にこの時が来てしまうのか……
そういえば今回のAパートアイキャッチ、カミナの背を見つめるシモンなんだよなー……嗚呼……
第8話「あばよ、ダチ公」
“ いいかシモン、忘れんな。
お前を信じろ。
俺の信じるお前でもない、お前の信じる俺でもない。
お前の信じる……お前を信じろ。“
第一部ラスト、心の準備は済んだかね?(誰)
前話の終わり方やらタイトルやら見て、何が起こるか想像はついた。
ついてはいたけど、あまりの壮絶さに泣いた……
決戦前夜にシモンを、そしてカミナを気遣うヨーコさん。
仲間としての心遣いなんだろうけど、シモンにしてみればものすごく微妙な立場なんだよね…
アニキはアニキで鈍いからこっちから攻めていかないと駄目だし。
二人のキスシーンで完全に動揺するシモン。
声をかけようとして近づいたカミナに二人揃って仰天しているあたりがまだ「らしい」んだけれど、不安。
というより不穏。
バックアップ担当はリーロンとロシウ。
悪戯に入ろうとしたギミーをどうするのかなーと思っていたら、
「 食 べ ち ゃ う わ よ お ぉ ぉ ぉ ん ? ( ペ カ ー ) 」
あ れ は 怖 い 。
“死にたくないならコミュニケーション取りなさい”というわけで、全機通信可能となったガンメンでは堂々と惚気が繰り広げられる。
集中出来ないシモンと、それを見守るアダイ出の子供たち。
不安を煽りつつBパート。
ところでこの作戦……アニキが考えたのか?
細けぇ部分は頭脳担当がセッティングしてるんだろうか?
ヴィラルに「貴様…図ったな!」と言われて「ああ計ったよ!」と返すカミナが面白い。
コイツは本当に言葉を知らないようで切り返し方は知っている。
てか、やっぱり戦艦の頭上からドリルぶっ刺さったらびびるよな。
フツーは誰だってビビるんだよな、うん。
なんでお前は平気なんだ、カミナ。
作戦成功と思いきや乗っ取りに手間取るシモンに、すっ飛んでくる男。
あんな戦場のど真ん中でコクピットから吹き飛ばされて、ただでさえ死亡フラグ立ちまくりなのにハラハラするんだがそんな事ァ奴には関係ねえ!
拳叩き込んで「目ぇ、覚めたか?」「お前の傍には俺が居る。だから安心しろ」
いや〜…ホントこの男はわかってるな。
しかしグレンに戻った直後に集中攻撃で機能途絶、シモン大暴走。
延々と混乱した通信が入ってくる中、カミナ生存確認。
「おちおち寝てもいらんねぇか…」ってちょ、あんたこの状況でなんという…
通信機叩き付けて次の言葉が「シモン、お前自分を誰だと思ってやがる」
ア ニ キ ! ! (絶叫)
頑張りすぎだよアニキ。
シモンを鼓舞し、戦場に舞い戻り、最期の力を振り絞る。
ああああああああああああああ………………orz
状況を理解出来ないシモンが発した「アニキ………?」が最期に聞いた言葉になるんだろうか。
その日、俺たちは、かけがえのないものを 失った。
ただただ降りしきる雨の音が重すぎる。
予告に至るまで雨音BGM……
これはキツイ。
キツイよ………
第9話「ヒトっていったい何ですか?」
さて、今までとはうってかわったファンシーな題字に吹きつつも、アニキ不在のまま第二部が開始されます。
えー、まずは敵陣から。
なんか…ノリが一昔前の戦隊モノみたいなんですが…
流麗のアディーネ様、「チミルフは性別を超えた良き友でした」になぜだか違和感。
性別じゃなくて種族じゃないの…?(うぉい)
所変わってダイガンザン、もといダイグレン。
大切だった人を自分のせいで喪ったシモンの荒れっぷりは凄かった。
周囲の腫れ物に触るような態度もリアルっぽくて…(地雷踏んでた奴もいたけど)
さすがガイナックス。鬱展開の描写は天下一品だなorz
カミナ亡き後リーダーと化したキタン。
妙にシモンを気にかけるようになったロシウ。
カミナが不在になってからそれぞれの自己主張が出てきているあたり、無理無茶無謀の陰に隠れていたのはシモンだけじゃなかったのかもしれないな(遠い目)
ラガンの制御が利かなくなり放り出された先で、ゴミ山(そう見えた)の中に放り込まれるひとつの箱。
箱から出てきた美少女にぼんやりと「ごきげんよう」と声をかけられ「ご、ごきげん??」となったシモン可愛い。
久々にいつもの彼らしさが覗いた瞬間かな。
ダイグレンの面子はカミナを知っている連中ばかりだからいたたまれないだろう。
彼女は獣人しか知らないらしく、ほっぺたにぺたぺたと触って「貴方は私と同じ、肌も柔らかい」と言う。
獣人って肌硬いのか…人肌に近そうに見えるヴィラルさんやアディーネ様も見た目ほど柔らかい訳じゃないのか?と本筋と関係ない方向に疑問を持つ俺。
一週間垂れ込めていた雨雲の隙間から光が差し込んでいくのが、ベタだけど好き。
和やかムードも一転、敵襲だというのにラガン完全停止。
誰かが死ぬのは嫌だから逃げろと言うシモンの手をそっと握り、「死んではいけません」「嘘もだめです」
しっかりしてるなあ。只のほえほえした女の子じゃないのかー
もう誰も死なせたくない、そんな必死さはヨーコも一緒かな…
地味にキタンの必殺技が炸裂していたみたいだけど覚えてない(ひでえ)
暴走の末に女連れで帰って来たシモンに非難轟々のメンバーだけど、この娘只者じゃなかったという事で次回に続く。
第10話「アニキっていったい誰ですか?」
襲来した流麗のアディーネ様はこんな場所に居る筈のない第一皇女・ニアの姿にいったん撤退。
父である螺旋王によれば、彼女の事は「捨てた」のだという。
ヴィラルはかなりの重症を負った様子。
CM見ていた時も気になった、包帯から覗くシリアスな表情はしかし、アディーネ様による
S M シ ョ ー
によって見事台無しとなりました。
怪我人相手だというのに…彼女の八つ当たりは素晴らしい。
実に立派な尻尾をお持ちで。サソリが元になった獣人なんですねぇ…
ダイグレン内では、螺旋王の娘である事が発覚し、尋問という名のお食事会に逆質問で攻めるニア姫(天然)。
完全に手玉にとられ、結局シモンにお鉢が回り、促される形でカミナの話をする事に。
ヨーコさんも交えて…
それは以前、皆で地上に出ようとして生き埋めになりかけたときの話。
「アニキはただ笑って励ましてくれた」って言ったけど。
その会話の間に延々と流れる過去の影絵風景。
どうみても暴君です。
本当にありがとうございました。
あの場でアニキを知らなくて、尚且つ真実を突いてくる存在ってニアちゃんが適任なんだろうねぇ…
確かにシモンは自力で彼女を助けようとした。
けれどもそれがそのまま「居ない人に頼ることは出来ない」という現実を受け入れるまでには至らない。
彼女自身も“螺旋王の娘”としてあまりいい立場ではないのに、それでもしっかり立っていられるのは元々の芯の強さだろうか。
そんな中、セイレーン再来。
敵前逃亡の汚名を着せられたアディーネは容赦なく事実を喋りまくり。
ニアが父親に捨てられた事、近しい者が殺された事、自分にとって螺旋王の命令は絶対である事……
けれども彼女も臆しない。
「貴女は間違っています!」
一週間お通夜状態だった大グレン団に対してニアの立ち位置はどうなるのか、と思ったら、超直球(苦笑)
話の内容の不穏さにいち早く気付き行動したのはシモン。
こういう時のカンやタイミングは彼の方が鋭いのか、単にキタンが単純なのか(ひでえ)
「ニアーーーーーーーーーッ!!」の部分だけ見ると「野郎ども、俺に続けー!」に見えなくもない。
が、ガンメンにひとつ、またひとつと抜かされて遂に転倒。
男どもの熱い雄叫びでお姫様奪還。
引き下がらない上司を止めに来たのはMっ子家政夫君(え?)でした。
ヴィラル置いて行かれたんだ…ちゃんと引き際知ってるんだ…
なんかすごく気の毒。
そして捨て台詞を吐いたグレンに搭乗しているのはカミナじゃないんだなあ……
セイルーン撃退に盛り上がる面々の後ろで足を引きずるシモンと、それに重ねるように上司の癇癪を身に受ける事となったヴィラルさんの姿ににやつきが止まりません(待て)
部屋の扉の前で話しかけるニアちゃん。
敵である自分が“助かって良かった”と言ってもらえたこと。
その中で、一番に助けに来てくれたのはシモンだったこと。
でも自分の手で彼女を助けられなかったシモンとしては、やっぱり悔しいだろうなあ。
第11話「シモン、手をどけて」
“人の心に開いた、深くて暗くて恐ろしい穴。
それが、新しいトンネルになる“
この予告の魅せ方面白いな。
影絵と重なるようにニアが動き、対するシモンは全く動かない。
一緒に観ていた母上に「藤城清治さんの絵みたいじゃない?」と言ったら「違う!」とあっさり一蹴されてしまった。
今回の話は家族同伴でも大丈夫…かな…
受け入れられたニアとは対照的に、すっかり引き篭もりになってしまったシモン。
ラガンも操縦者不在の為、ゴミ置き場に転がされる羽目に。
そういや、5,5話(?)の「俺のグレンはピッカピカ!」で「ガンメンの汚れは乗り手の心の汚れ」みたいな事を冗談めかして言われていたけど、今のシモンの心情にあまりにも当てはまりすぎてるな…
「穴掘りしか取り柄がない自分に構ってくれたのはアニキだけだった」というシモンに寄り添い、その腕前を褒める彼女の姿は本当に救いだ。
「そんなことない」なんて言葉は今のシモンに届かないと分かっているのか、見たものを素直に凄いと口に出来るだけなのか…いずれにしても凄いな、ニアは。
今回のお相手はあるまじろんのグァーム様。
螺旋王とは付き合いが長いようですが一体どんだけ長生きされてるんですか…
年の功と言うべきか、人心掌握の術も駒も心得ていらっしゃる。
棒読みガールズに目が眩むキタン。
渋る皆に向かって「カミナなら行くだろうよ!!」
本当にお前は地雷を踏むのが得意な男だな。
そしてあっっっさりと敵の策(?)に堕ちる。
グァーム、まるきり悪代官。
平手かましたニアの方が痛そうだった。
「シモンは、シモンでいいと思います」
敵に引き渡される時、笑ってそう言った彼女。
土の中に閉じ込められた時、彼は何を思っただろう。
皆が諦めていく中、黙々と、只黙々と掘り続けるシモン。
その姿に重ねるようにヨーコが語る、カミナ自身も不安だった、て話が明かされるのがまたニクイ。
つーかどうしてアニキ死んでから過去の話こんなに引っ張るんだよ!!
メンバーといいシモンといいヨーコといい、本当にどこまでもアニキネタ持ってきやがって!
皆アニキスキーで始まってるから辛かったよチキショー!!
峠コンビは、お互いの存在があってはじめて思考が正常に働くってのがこれでもかってくらいよく分かったよ!
ほんとにご馳走様。
気丈に振舞っていたニアがシモンと再会した途端に涙目になるのが可愛い。
やっぱり不安だったんだなー…
ラガンは空へ、グァームは地下の星へ(笑)
喰われかかってたグレン=ロシウなんか、シモンの声を聞いた途端に自力で敵ガンメンぶっ飛ばしたよ。
本当に分かりやすいな、お前(苦笑)
復活の穴掘りシモン、初めての口上。
でもよくよく考えると、8話終盤で既にカミナの口上引き継いでるんだよね。
そっか……やっぱりあの回は通過儀礼だったんだ………ッッ←古傷
ニアが連れて行って欲しいと言った、出会いの場。
あれが全部棺だった事に今更気付いて戦慄した。
螺旋王が“娘”ばっかほいほい産ませてる雰囲気があまりなかったので、飽きて捨てたお嬢さん達かと思ったんだが、いずれにしてもエグイ。
後で知ったんだが、この場所は「姥捨て山」ならぬ「姫捨て谷」という名らしい。
要らなくなったモノを廃棄する為の場所。
なんつーか……なあ……
ともあれ、ようやく無事に認められたシモンとニア。良かった……(涙)
第12話「ヨーコさん、お願いがあります」
諸君!待たせたな!
6話以来のスーパータイムだ!!
THE★MI・ZU・GI!男のロマン再び!!(煩いよ)
水上仕様メンテナンスの為一時休憩。
カミナが居なくなったと思ったらこいつら全員飢えた狼だった。
ぽかんとしてないで止めてくれよリーダー(苦笑)
対抗意識を燃やすヨーコを難なくかわし、「淑女の嗜みです♪」と余裕で男どもを攫っていくニアが黒く見えたのは俺だけだろうか。
只のオール付きカヌーにしか見えないシンプル装備のダイグレンに、またしてもセイレーン襲来。
今度は逃げ場なし、もろに敵のホームグラウンドらしくピンチ。
水圧に押し上げられる双子に吹いた。こういうシーンなんかの作品になかったっけ?ナディアか?
防水加工の済んでいない味方ガンメンは水中戦闘不能。
駄菓子菓子!!グレンラガンに常識などというものは通用せんのだよ!!
シモンさんのドリルにかかれば水だって掘っちゃうぜ!!
そ れ は 反 則 な ん て 言 っ ち ゃ い け ね ぇ
一時はニアを人質に取られるも、これまた常識外れな連中によって難なくクリア(えー)。
そして、アディーネ様散る。
なんだよ本当に仇討ちだったのか!?
こういう脇設定でも話作れそうなのが凄いよ…
戦闘後、屈託のないニアに苦笑するヨーコ。
いいなあ…………
カミシモじゃないが、本当の姉妹みたいで可愛いな。
第13話「みなさん、た〜んと召し上がれ」
タイトルだけ見てギャグだと思っていたら大間違い。
これまでの疲労が蓄積し、寝込むロシウ。
心配するヨーコさんにリーロンの「あんたもね」が結構重かった。
なんだかんだ言いつつも、彼女もカミナの死後頑張りすぎてた感があった、って事だからなぁ…
ロシウの代わりに「彼」の席に座る時の躊躇いとか、もう。
どさくさにまぎれて、何気にブータがいいポジション確保してたけど。
クジャク男…もとい、四天王シトマンドラ。
どうやらヴィラルはこの見るからにナルシーな男に頼み込んで、敵討ちにやってきたらしい。
こやつの直属の上司って誰だった事になるんだ?アディーネ様か?
ここまでしてやってくる彼の執念も凄いな。
シモンはすっかり戦い方を覚えてしまったようで。
曲芸師状態で敵を撃墜、能力増幅。
ヨーコさんは爆撃でグレンコクピットから転落。
つーかわざわざガンメンに乗ったのにどうして顔を出すのと突っ込んじゃ駄目ですか(駄目です)
「貴様!カミナはどうした!」
「アニキは……、 アニキなら、 死んだよ」
これだけの言葉を告げるシモンの、溜めの重さが辛い。
仇と信じていた相手の死を知らされてしまったヴィラルの、それでも名を問う潔さも。
ヴィラル VS シモン
本当に一人でグレンラガン操縦出来ちゃうんだな…
ヨーコじゃないけど、やっぱり切ないというか、複雑というか。
てかヴィラルさん、自軍にもろ損害出てますよ。
本当にグレンラガンと勝負できればそれでいいんですか?(大汗)
一方、空中の敵を相手に応戦出来ない面々。
その時ダイグレンがとった行動とは!?
敵 艦 に 全 力 で 空 中 蹴 り
ええええええええええええええええ!!?
無謀な体当たりは派手に命中、ついでに敵艦の飛び球までもぎ取る。
獲 っ た ど ――――――!!(黄金生活。)
戦闘終了後はみんなのお楽しみ、ニアちゃんの手料理ですよ!
……が、敵に勝利した筈の男どもはここで 全 滅
彼女の手料理をたらふく喰ってたシモン(とブータ)は、更にリーダーとして漢を上げた気がする(えー…)
皆さん。
ここに最凶カップルが誕生いたしました。
つかオチは予想出来たけどまさかロシウも食ってたとは……
アダイ村の粗食に慣れた彼ですら耐えられない料理ってどんなんよ?(失礼な)
いや寧ろ問題はシモンか。
ジーハ村でブタモグラのステーキという豪華メニューを食していたにも拘らず、味方全員を戦闘不能にした手料理を笑顔で食いきった主人公。
お前、もしかして「何でもウマイ」か「味オンチ」タイプか。そうなのか。
なんだか勿体ない気がするが…
そして、集団で行動すべき場にありながら個人の誇りを貫き通してしまったヴィラルは只では済まなかった。
激昂するシトマンドラに王の前へと引き出された彼の言葉は
「 ヒ ト っ て い っ た い な ん で す か ? 」
かつてニアも似たような事を訊いたけれど、彼女は人間そのものを全く知らなかった。
ヴィラルは人間を認識しているにもかかわらず、予想を超えた彼らの力に疑問を持ってしまった。
獣人を不完全な形に作り上げた王。
人間とは何か、その答えを知りたいかと問われ、頷くヴィラル。
や ば い
やばいよヴィラル!!そこでそんな返事したら何をされるk(ry
不安がよぎる……
第14話「皆さん、ごきげんよう」
いきなり最終回パターン(違)
アニキの墓標に挨拶を済ませ、気付いたらテッペリン攻略六日目。
神は七日目に人間を創り出した、ってのは聖書の一節だったっけ。
戦いもいよいよ大詰め。
例え視聴者が知らなかったとしても大詰めですよ!(爆)
大グレン団は数の多さに苦戦するも、援軍到着で四天王の同時撃破…と思いきや、想像以上に硬かったグァーム艦。
テッペリンとくっついてなにやってるのかと思えば回転して竜巻発生。
ハリケーンの恐ろしさを知らない人達が次々に突っ込んでいく。
もはや通信すら分断された彼らを止める手立ては……
「止まってくださーーーーーーーい」
なにその暢気な声。
しかも聞こえるのか。止まるのか。礼までするのか。
流石淑女の嗜み(ちょっと違う…)
えーと、ツッコミたい所は山ほどあるけど、貴女いつのまに料理長就任したの?勿論リーダー専属だよね?
とりあえずシモンを信じろ、必ずなんとかしてくれるといった趣旨で。
そのグレンラガンはといえば。
これは想像ついた。
地中は穴掘りシモンの独壇場だもんな。
けどな。
ド リ ル の 先 っ ち ょ が 入 っ た 言 う な よ (爆)
竜巻が止まり、皆がワーワー騒いでいるところでビデオテープが切れました(呆然)
あと…あと5分…(涙)
第15話「私は明日へ向かいます」
前話の録画失敗にも負けない!!(おい)
思いっきり崩壊してるラピュタ……げふんげふん、テッペリン。
ラガンにはお姫様も搭乗し、いざゆかんお父様の許へ!
頂上に着くや否や、でこピンではじき返される様はまるで孫悟空とお釈迦様。
でけー!!規模が違う!!
喩えが聖書の神様だったりお釈迦様だったりと、どうも螺旋王側は見下ろす存在としての表現が多いなあ。
そこでダイグレンごと
特 攻
レイテ姐さんとリーロンのコンビ好きだな。
往年の女友達(?)みたいで。
そしてダイグレン、放棄。
あの脱出の仕方はどうかと思うけど、しかし。
カミナが命を賭け、シモンが仲間と共に守ってきた艦。
ここで散ってしまうのか…なんだか切ない。
玉座の間に到達したグレンラガンはようやく螺旋王ロージェノムとご対面。
悩ましげな声とともに侍らせてたお姉ちゃん達がドリル型に。
えええ、その人たちも取り込んじゃうの!?
と、その前にヴィラル登場。2部ラストは哀れな奴で終わってしまった…
武士の魂を見せた彼の活躍は結局お預け。
螺旋王の圧倒的な強さの前に挫けそうになるロシウに、アニキと同じ事を言うシモン。
やっぱり過去の自分が重なるんだろうか。
どんなに不利でも、絶望的でも、信じる事をやめないニア。
結局最後は螺旋力によりシモンの辛勝。
ロージェノムは不気味な予言を残したまま塔の下へ投身。
………あれ、どんだけ高さあるの……?(ガクガクブルブル)
ともあれ、皆の下へ帰還する三人(と、一匹?)。
頑張った男はボロクソになってもカッコいい。
謎を大量に残しつつも、遂にテッペリン陥落。
………って、あれ?次回17話?
総集片すっとばし?
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