グレラガ放送終了から随分と間が空いてしまいました。
ようやく最終回チェックできたんで自己満足。
相変わらず時間がかかりすぎる…

と、いうわけで。
これより下は、グレンラガン4部(24〜27話)の感想、ツッコミ、妄想です。
本編未視聴、あるいはイメージを壊されたくない方はお気をつけ下さい。

第24話「忘れるものか この一分一秒を」
さて、異様なコスチュームで宇宙に出陣する大グレン団。
黒の美人三姉妹は全員お留守番か。
誰か一人くらい大グレン団メンバーとしてついてくると思ってたんだけどな。
皆家庭に入っちゃったからか(待て)

愛の力でほいほい空間移動した先で突如間の抜けた声。
「あ〜、裸のねぇちゃん〜♪」
何馬鹿なこと言ってるんだと思ったら目の前にあられもない姿のニアちゃんが。
アーテンボロー貴様ボスの女になんたる暴言そこに直れ歯ァ食いしばれオラアァァアアァ←落ち着け

わらわらと出てきた敵に大将は一旦退散。
シモンの螺旋力を信じ次々と散ってゆく仲間達……
本当にもう、こいつらときたら気のいい奴ばっかりでなぁ…
レイテ姐さんの「お父ちゃん……」に泣いた。
ジョーガンとバリンボーは双子同士、若い世代のギミーとダリーに託すのか。
必死に溜めた力で反撃…と思いきや、いきなり敵の策にはまって終了!?

第25話「お前の遺志は受け取った!」
突然宇宙の海に沈められて浸水ならぬ浸宙?状態。
やっぱりガイ●ックスだなあ<変な納得の仕方
リーロンの海についての講釈って伏線だったのか(伏線っていうのか、アレ)
絶望に更なる無茶で対抗するリーダー。
ドリルが折れた時のシモンの絶叫に「うわ…」と顔を顰めると同時に、「苦しむシモンもそそるな…」などと人でなしな妄想をしたのは俺です(土下座)
ヴィラルさんは螺旋力ないんだよなー…普通にガンメン動かせるからあまり気にしてなかったんだが。
ブータに螺旋力があった驚きより発動時の立ち位置が気になって視線が外せませんでした。
感動のシーンも台無しですごめんなさい。
一方で、多くの犠牲を出した事に落ち込む子供たちを不器用なりに励ますキタン。
縁の下の力持ちはしっかり土台が出来上がっていたのね(泣)
カミナはすげえ奴だった、としきりに言うけれど、これはこれでキタンにしか出来ないと思うんだがな。
カミナの励まし方は、ある意味でシモン並にツーカーな相手じゃないと通用しないと思うのは俺だけか?

友を信じ、仲間を労り、愛する者を守る為、彼もまた戦場に一人散り行く。
ここのBGM「Libra me」の入れ方がなんとも…
終盤でしっかり魅せてくれましたキタンアニキ。

螺旋力解放時、シベラさん(だったっけ、あのシーン)の「ものすごく膨大な……」って台詞に違和感。
理系の筈なのにアバウトな数値表現だな!
つーかもはや数値がどうこうというレベルじゃないんだけどな(汗)

螺旋エネルギーの影響で変形。
ゴーグル、超進化。
ちょ、キタンの散り様が吹っ飛ぶくらい噴いたんですけど!?
そのまんまの勢いで、いよいよ決戦の時がせまる。
つかシリアス展開なのにいいのかゴーグルもそのまんm(ry

第26話「行くぜ ダチ公」
超銀河グレンラガンで今までの鬱憤を晴らすかのごとく敵を蹴散らした大グレン団の面々、突如多元世界に吹っ飛ばされる。

この回は特筆すべきものがたくさんあるんですけど、まずこれ。

ブータ、人型。
「シモンに手は出させない!!」ってあんたそれシモンがカミナの元へ突っ走っていった2話と同じ…
影響もろに出てますよ。
個人的には彼が少年型だったのが意外だった。
いや、ブータの行動パターンって、オヤジ臭い気が(汗)
この子が自分の肉を差し出したり谷間に飛び込んだり股間に張り付いていたりしたかと思うとなんだかなぁ(爆)

とりあえずわかったのは、
奴 が シ モ ン ラ ヴ だ と い う こ と だ け だ

そういえば彼のこの姿、設定資料集には“タブー”とはっきり明記されていた
1話冒頭ではこの人型エネルギーに加えて成長までしているんだよな。

放り込まれた多元宇宙で別の道を示され、
一時は本当に総てを失い、自分の道を見失いかけたシモン。
その後も支えを失い、仲間を失い、それでもここまでずっと頑張ってきた男がアニキと出会った時の柔らかい表情といったら!! (妄想込)
   ア  ニ  キ  !  !  !  ! (壊)
次元の狭間に墜ちた弟分の背をもう一度押すカミナ。
ここに来てまでアニキはアニキなんだなぁ…
もう、二人並んで笑い合ってるだけで色々とたまらないんですが。
「あばよじゃねえ、…一緒だろ」
この台詞に1話のカミナの「アニキって呼べ」をふと思い出した。
それにカミナが応え、皆の声が重なり。
全員の絵が出ると同時に滂沱。

メンバーそれぞれの多元宇宙も印象的だったな。
消したブラウン管に映った表情から「…行ってくるね」までの一連のヨーコに惚れる。
ここのシーンでLibera meのラップ部分が重なってくるのが切ない。
これが彼女の、大グレン団の選び進む道なんだな…
そして、なんといってもラストバッター。
まともに番組を視聴していなかった頃、ラスト2話のあんな優しげな微笑を見せていたヴィラルが、かつてはMっ子家政夫だったと知った時の驚きといったらなかったよ…ふふ…
つかあの穏やかで美しい光景(曰く「俺も甘い夢を見たものだな」)を目にした後に、奴には子種ができねえと知ってショックだった(子種ってあんた…)

彼の深層意識に眠っていた願望が叶えられるかどうかはわからんが、嫁候補が急増したのは間違いなかろう。
俺  も  そ  の  一  人  だ  。  ←白状

敵キャラの数年後に惚れるというパターンは「ゾイド」で経験済みなので自分のパターンが読めた気がする。
バンの腹筋割れショックに比べれば奴らの成長なんて可愛いもんだ……多分。

第27話「天の光はすべて星」
いよいよ最終回。
せっかくの締めだというのに自宅のビデオ録画は3分で停止していて絶望が止まらなかった←私事
OP無しの入りのシーンが凄い。
タイトルコール入った瞬間なんの番組だかわからなくなったよ(待て)
ピアノバラード調からゆったりと紡がれるレクイエム。
拘束を解かれたヒロインに己のマントをかける主人公……
次々と繰り出される懐かしい持ち技。
って、え、この流れはGガンダム!?
ロージェノム様の言葉が「受け取れドモーン!!」に聞こえる。
最後にヴィラルがラガン引っこ抜いて投げるシーンなんてもろにアニキのラガンインパクト(爆)
宇宙を眺めるシモニアの姿はやっぱりどうしてもGガンダム。
まあ実際、このままドモンとレインみたいに見ちゃいられない位ラブラブになるんだと思ったんだ。
思ってたんだよ………

あんな綺麗な最期、切なすぎる…………………orz

7歳で両親死亡、14歳でカミナ死亡、21歳でニア死亡か…
…彼の分岐点は7年毎にやってくるのかな?

エピローグはいきなり20年後。
話し合いのテーブルにつくまでに、ここまでかかってしまったと言うロシウ。
単純に交渉がまとまらなかったのか、それともシモンが旅立ったあの後にまた一悶着あってグレン団連中が影で大活躍でもしたのかと勘繰りたくなってしまう俺。
ツッコミたいのはやまやまなんですが、とりあえず皆自分の道を生きていくんですね…

「天の光はすべて星だ」に万感の想いが込められているな。
これに対比して1話冒頭の「天の光はすべて敵、ですか」という副官ブータ(?)の台詞があるんだよなあ。
あのシモンはどういう出会いをし、どういう道を選び取って生きてきたのかちょっと気になった。

それはともかく、スタッフの皆さんお疲れ様でした。
古いようで新しく、一見はっちゃけまくっているようで締めるところはきっちりしていて脱帽です。

とりあえず、
CDの出し方がアコギです(爆)
両方買ってもうた…

P・S
あと50年くらいしたらブータはヴィラルに引き取られるんだろうか…(唐突)

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