動画サイトに踊らされて幾ヶ月。
春にクリアした筈のゲームの感想を今頃になって書いていますよ。
友人にソフトを押し付け、既に記憶がまばらです。←もっと早くにまとめればいいのに…

というわけで、これより下はPC版「花帰葬」及びプラスディスクの感想です。

未プレイの方、作品内容へのきちんとした観念をお持ちの方は、この先ネタバレと偏った妄想が満載ですのでお気をつけ下さい。

では本編、参ります。

とりあえず最初だけ攻略なしでやってみたけど、しょっぱなからメガネルートに突入してしまい、全く本筋に戻って来れなかった(笑)
まあ、結局ED数個と○○パラメーターが出てこなくて、いつも通りカンニングしちゃったわけだけど(トホホ)
しかしアレだな、縁起の悪い黒鳥なら「鴉」、平和の白い鳥なら「鳩」なんて先入観があったんでびっくりした。
特に白梟。名前からは想像も出来ない麗しい女性であるにもかかわらず、なんというえげつないお方(汗)

世界観・設定が特殊な状態の上、記憶喪失という視点で空白を埋めていく過程が面白い。
花白と玄冬の場合、はじめから自分達の世界にお互いの存在が刷り込まれている。
自らの手では動かせないその宿命に抗おうとする子供たち。
大切に思うあまり食い違うコトバ。
犠牲なしには辿り着けないその結末には、じわりとくるものがあります。
…思いっきり横道逸れてたんじゃないかって?まあそれはおいといて(苦笑)

ただ、それよりも気になるものが、更に遡った過去の話。

クリア後のショートストーリー見てると、初代の場合は元々個人として家族があり、世界があって、国が成り立ち、後付けで「玄冬」と「救世主」が出てくる訳で。

遣いの鳥の意見を戯言程度にしか思っていなかった二人が、そこからどう出会い、互いを理解し、あの結末に至ったのか。

……寧ろコッチで萌えそうだ(こらこら)

「a Sight of Petals red」
実にショッキングな始まり方をする、花白視点の世界。
彼から見た隊長や黒鷹の印象は、プレイしている時とは微妙に違っていました。
あの子は世界が嫌いだけど、世界で出会った個人個人としては好きなんだろうな…
上手い表現が見つからんけど。
中でも印象的だったのが、花白が白梟との想いのズレに気付くシーン。
あの光景、あの音楽で、出てくるのが決別の言葉なのがなんとも切ない。

救世主としての役目が終わった後も彼の傍に温かく迎えてくれる人が居るのが救いかな。

「花唄」
はじめは時代背景がさっぱりわからず目が点になった。
話が進むにつれて端々に見知った顔が出てきてあれこれと想像を膨らませていたのだけれど…
結局ラストシーンに至っても「あれ?じゃあこの人は…?」と暫く悩んでいたこのポンコツ頭。
玄冬は父親似かな。
隊長は………なんであの父で!?と思ったけれど、本人は殆ど記憶になさそうだな。
不器用なりに幸せだった人達を、本意ではなくてもやはり狂わせてしまった世界のシステム。
嗚呼…一面狂い咲きの桜が眩しいよ……

EDと追加されたOPの映像見ると、それが意味するものに改めて泣きそうだ。
というか、花白達の時代って二代目なんだっけ。
……二代目の場合、本編にある玄冬の記憶断片の中の、明らかに花白の代ではない会話は全て初代という事になるが。
気になる。

…しまった、「打鶏肉」の感想忘れてた(笑)

えー………っと、


主、最強。(そこかよ)


黒鷹は本当にいい父親してたんだな。反面教師の部分も含めて。
クリア後のスチルが忘れられない。なにあのロゴ。

こんなとこかなー…
暫くはゲーム日記が続きそうだ(時間経ちすぎだって、マジで)

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